注文住宅を建ててみて

我が家は2年前に、ハウスメーカーで注文住宅を建てました。注文住宅ということで、間取りや設備、壁紙の素材など全て、一つ一つ決めるので、自分の理想の家が建てられるという良さもあるのですが、見落としもあります。たとえば、必要な部分に照明がなかったり、洗濯機用のパンの設置場所がずれていたりという、住んでみて気づく間違いもあり、悔やまれます。
1年前に家を新築しました。吹き付けの外壁にしたのですが、半年後に塗装の下の外壁の継ぎ目から白いしみのようなものが出始め、外壁に鳥の糞がついたようになってしまいました。当然、外壁塗装のやりなおし工事です。設計士さんの意向で、次は塗る外壁にしました。手塗りで素朴な雰囲気のとてもいい外壁塗装になりました。しかし、工事終了後2週間でその塗装が水膨れのように浮き上がってきました。またやり直しです。新築なのに何度も足場を組まれ、ご近所さんからは「手抜き工事」等と言われ屈辱です。早くきれいにしてほしいです。
 (5)燃料プール

 ■炉を優先 放置続ける

 15日午前6時、4号機で爆発音とともに火の手があがり、建屋の壁が崩れた。

 4号機は震災当時、定期点検のため停止中で、原子炉内に燃料棒もなかった。安全と思われていた4号機の爆発は「核燃料貯蔵プール」の存在をクローズアップした。

 「事故発生の初期段階から、米国から燃料プールは大丈夫なのかとの指摘があり、現場にもそう連絡していた」

 原子力安全委員会の鈴木達治郎委員長代理は、こう明かす。

 プールには高熱を持つ使用済み核燃料が大量にある。その数は同原発全体で1万本超(1755トン)。防護壁は放射線を遮る水とコンクリートの建屋しかない。4号機には昨年11月の検査で原子炉から出したばかりの特に温度が高い燃料があることも、東電は分かっていた。

 だが、「水があるうちは大丈夫」と、1〜3号機の原子炉の冷却を優先し、何ら手を打たなかった。

 4号機では、燃料の熱でプールの水が蒸発して水面から露出、水素が発生し爆発したとみられている。燃料が一部溶融し、放射性物質が外部に直接漏出したとみる専門家もおり、原子炉の冷却よりもプールへの放水が、「今は最優先」(保安院)と、位置づけが逆転する。

 放水には自衛隊ヘリや消防車、東京消防庁ハイパーレスキュー隊の特殊車両などを総動員。放水中は、外部電源の復旧作業が中断された。

 「事故発生直後から気をつけていれば、もっと早く収束できたはずだ」

 鈴木氏は、東電のプール放置が復旧を大きく遅らせたと指摘した。

                   ◇

 (6)汚染水

 ■3人被曝し存在判明

 「見たくもないような数字だ」。保安院の西山英彦審議官は3月27日の会見後に、2号機タービン建屋地下にたまった汚染水が放つ放射線量に顔をしかめた。

 線量計の針はかざした瞬間に最大値の1時間当たり1000ミリシーベルトを振り切った。今回の事故に限り引き上げられた緊急時作業員の年間被曝(ひばく)線量限度の250ミリシーベルト(通常は100ミリシーベルト)の4倍。放射能濃度は、通常運転時の原子炉内の水の約10万倍に達した。

 24日に足が水につかる状態で作業をしていた3人が被曝し、初めて汚染水の存在が判明した。汚染水の量は1〜3号機だけで推計6万トン。事故発生当時、失われたことで危機を招いた水が今は復旧の最大の障害となっている。

 汚染水の水源は「原子炉に注入を続けている冷却水」(東電)だ。圧力容器や格納容器の損傷で漏出。「トレンチ」と呼ばれる建屋外の配管トンネルにもたまり、2号機では海に直接流出した。

 貯水場所を確保するための「玉突き排水」の結果、低濃度の汚染水を海に放出する前代未聞の事態に追い込まれる“泥縄”で、回収のめどはたっていない。

 タービン建屋地下には、ポンプや配電盤など冷却機能の復旧に欠かせない設備があるが、「作業員も容易には近づけない」(東電)。

 「原発事故で漏水の有無をチェックするのは基本。2週間もたってから汚染水の存在が明らかになったことは理解できない。早く気づいていれば、早く手を打てた」。京都大原子炉実験所の宇根崎博信教授は、汚染水を予見できなかったことを問題視している。

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 (7)冷却装置

 ■既存設備復旧に固執

 東電が原子炉を100度未満の「冷温停止」状態にするため、全力で復旧を目指しているのが、「残留熱除去システム」だ。注水だけでは、水が蒸発してしまい冷却できない。水を循環させ、外部から海水との熱交換で水を冷やす同システムが欠かせない。

 蒸気で圧力が上昇し原子炉が危険な状態になったり、漏出によって汚染水が増え続けるといった「悪循環」を断ち切る切り札でもある。

 だが、重要設備のあるタービン建屋地下の高濃度汚染水の存在で、復旧作業は事実上中断したままだ。汚染水を除去しないと、故障や損傷の有無も確かめられない。

 「原子力技術者は融通がきかず、既存設備に固執しすぎる。広く知恵を借りるべきだ」。復旧作業にかかわるゼネコンの幹部は、こう苦言を呈する。

 そもそも、厳重な圧力容器や格納容器が損傷しており、通電しても同システムが動く保証はない。

 九州大の工藤和彦特任教授は「既存設備の復旧を前提として排水にこだわっていると、いつまでもイタチごっこが終わらない」と指摘し、外部に新たに冷却システムを構築すべきだと提案する。

 政府と東電でつくる事故対策統合本部もようやく外部構築の検討に着手したが、具体的なプランは描けていない。既存設備にこだわった結果、貴重な時間が失われた。復旧が長期化すれば、それだけ放射能漏れが続く。

 「東電や政府には物事の先を見通す勘をもった人間がいないのではないか」。大阪大の宮崎慶次名誉教授は、こう総括した。

                   ◇

 ■ドキュメント

【3月11日】

14:46 地震発生、1〜3号機が自動停止

15:42 1〜4号機の非常用電源が津波で喪失

16:36 1、2号機の緊急炉心冷却装置が使用不能に

21:23 国が半径3キロ以内の住民に避難、10キロ以内に屋内待避指示

【12日】

 5:44 避難指示区域を半径3キロから10キロに拡大

15:36 1号機で水素爆発

18:25 避難指示区域を半径20キロに拡大

20:20 1号機に海水注入

【13日】

13:12 3号機に海水注入

【14日】

11:01 3号機で水素爆発

18:22 2号機で燃料棒一時全面露出

23:20 2号機で再び全面露出

【15日】

 6:00 4号機のプール付近で爆発

 6:14 2号機から爆発音、圧力抑制室に損傷か

 9:38 4号機で出火を確認

11:00 半径20〜30キロ圏内の住民に屋内待避指示

【16日】

 5:45 4号機で再び火災確認

 8:37 3号機から白煙確認

【17日】

 9:48 自衛隊ヘリが3号機に放水開始

19:35 自衛隊消防車が3号機に放水開始

【18日】

10:30 2号機タービン建屋で毎時500ミリシーベルト計測

【19日】

 0:30 東京消防庁のハイパーレスキュー隊が放水開始

14:10 東京消防庁が屈折放水塔車から7時間放水を開始

【20日】

 8:21 自衛隊の放水車が4号機プールへの放水開始

14:30 5号機が冷温停止に

15:05 2号機のプールに外部ポンプで注水開始

19:27 6号機が冷温停止

【21日】

 6:37 自衛隊の放水車など13台が4号機プールに放水開始

15:55 3号機から黒煙確認

【22日】

10:35 3、4号機に外部電源接続、すべて通電可能に

22:43 3号機の中央制御室の照明点灯

【23日】

10:00 4号機プールに生コン圧送機で注水開始

【24日】

12:10 3号機地下で作業員3人が被曝

【26日】

10:10 2号機原子炉への注水を海水から真水に切り替え

【27日】

15:30 東電社員が1〜3号機の配管トンネル内に汚染水を確認

【28日】

 0:10 2号機地下の水の濃度が通常の10万倍と発表

【4月1日】

15:00 放射性物質の飛散防止のため合成樹脂を散布

【2日】

 9:30 2号機ピット付近からの汚染水流出を確認

【4日】

19:03 集中廃棄物処理施設の低濃度汚染水を海に放出

【5日】

14:15 2号機ピットに水ガラス注入

【6日】

 5:38 高濃度汚染水の流出が止まる

【7日】

 1:30 1号機に水素爆発防止の窒素注入開始

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